昨年は寝坊した気球フェスティバル
私が住んでいるグアナファト州レオン市における一大イベントといえば…毎年11月に開催される気球フェスティバル!!!
昨年も気球フェスティバルに行ったのですが、おやすみモード解除を忘れたためうっかり寝坊をしてしまうという失態を犯しました…。
それでも一応それなりに気球は見れたのですが、「今年こそはちゃんと気球が上がる前に会場へ到着しよう!」ということで、おやすみモードをしっかり解除してきちんと時間通りに起きました。
(→気球フェスティバル2017の様子はこちら)
思ったより寒くはなかったですが…今の時期、早朝はかなり冷え込むので防寒対策は必須です。
私はダウン+厚手のマフラーで会場へ行ったのですが、これでちょうどよかったです。一眼レフカメラを扱いたかったので手袋はしていませんでしたが、手が冷えやすい方は手袋もしたほうがよいかと思います。
正直CNCOのライブも見たかった…!!
気球は早朝6:30に上がります。
しかし、気球フェスティバル期間中はほぼ一日中メトロポリタノ公園内で何かしらイベントが開催されており、特に夜は有名アーティストがライブをしている模様。中でも、初日の夜にはCNCOが来るとのことで「初日の夜行ってライブを見るか?それとも2日目の早朝気球を見に行くか?」で夫も私も本当に悩みました。
実はうっかり気球フェスティバルがあることを忘れていて、3カ月ほど前からこの3連休に予定を入れてしまっていたため、両方見るという選択肢はなかったのです…。
ちなみにCNCOというのはレゲトン(スペイン語のレゲエ+プエルトリコの音楽がミックスされた音楽ジャンル)を歌う5人組アイドルグループ。2カ月ほど前にはなんと初来日してミュージックステーションに出演していました。
レゲトンを歌うアーティストといえば、いかついかんじのお兄さん&おじさま方が多い印象なのですが、CNCOは平均年齢20歳。いかつい兄さん方に比べると、もう全員かわいい!推せる…!!と、うっかりアイドルファン魂が疼いてしまう今日この頃。
CNCOに関しては超ニワカなのですが、強いていうなら今のところ私も夫もクリストファーくん推しです。(←どうでもいい情報)
脱線しましたが…まあなんやかんやで結局CNCOを見に行くのは諦めました。
CNCOのライブ開始時間は金曜20:00。夫の仕事が早く終わらない可能性があることや、ライブ開催となれば会場がかなり混雑するのではないか?治安面が心配…などを考えた結果です。
実はCNCOは昨年にもレオンでライブをやっていたのですが…その頃はまだよく知らなかったので行かなかったんですよね。
しかし昨年も今年もレオンに来てくれたのなら「もしかしたら来年も来てくれるかも?!」というところに期待してみたいと思います。三度目の正直ができればいいのですが…。
ちなみに夫が会社のメキシコ人スタッフに聞いたみたかんじ、CNCOの知名度は低く「誰ソレ?」とか「CNCOはまだまだyoungだからね~」みたいな反応だったようです。
むしろ初日以降に来るアーティストにとても有名な方がいて、そっちのほうが激アツだったそうな。
気球フェスティバルへ行くなら、北側の入り口から入るのがオススメ!
気球フェスティバルへ参加するにあたって、まず知っておかなくてはならないのは気球の離陸ポイントは公園の北側であるということ。メトロポリタノ公園内なら、どこに居ても気球が上がっているのは見えます。対岸から気球を見る…なんてのも良いかと思いますが、より近い場所で見たい人は北側を目指しましょう。
もう一つ知っておかなくてはいけないのは、メトロポリタノ公園の敷地はめっっっちゃくちゃ広いということ。
昨年私たちは東側から入場したのですが離陸ポイントまでとても遠くて、3kmほど歩くハメになりました。さらに寝坊したせいで気球が既に上がり始めていたこともあり、小走りで会場に向かったので非常に疲れました。
気球は見えているのに、歩いても歩いてもなかなか会場にたどり着かない悪夢のような道のり(´・ω・`)
そしてようやく会場の近くまで来たかと思いきや、ものすごい人混みで全く前に進めなくなりましてますます疲れることになったのでした。
そんな昨年の教訓を踏まえて、気球フェスティバルの公式Facebookで情報収集した結果、北側の離陸ポイント近くにも入場口があることに気付きました。やっぱり情報収集って大事!
一番近い入場口はめちゃくちゃ混雑するんじゃないか?という不安もありましたが、行ってみなければ分からない!ということで北側入場口を目指してみることに。
メトロポリタノ公園が近づいてくると近隣住民がやっている駐車場やら屋台やらが出てきますがそれらをスルーした結果、入場口手前の駐車場にとめることができました。(ただの空き地ってかんじで…公式駐車場なのかどうかは不明でしたが。笑)
駐車料金は100ペソ。気球フェスティバル入場料と同じ価格です。駐車場に到着したのは5:30すぎくらいだったと思いますが、まだまだ駐車スペースには余裕がありました。
↓Google Mapsのナビを使って北側入場口を目指す場合、以下の地点を目的地に設定すると良いです。
ちなみに今回はOXXOで前売券を購入しましたが、私たちが行ったとき入場口前のチケット売り場は全く混んでいませんでした。
昨年もこんなかんじだったような気がするな。前売だからといって値段が安かったわけでもなかったので、個人的には前売券は買っても買わなくてもどっちでもいいんじゃないかなーと思いました。
昨年こんなに屋台やお店ってあったっけ…?
北側入場口すぐのエリアには、屋台コーナーやらお土産物コーナーやらがたくさん並んでいました。
「昨年こんなに屋台ってあったっけ…?」と思ったくらい。昨年見つけられなかっただけかもしれませんが。
いや、でも少なくとも東側入場口付近はこんなの全然なかった!!!(´;ω;`)ブワッ
入場口にたどり着くまでなかなかの行列だったのでこの時点で6時前くらいでしたが、気球が上がるまであと30分あるということで、タコス屋で腹ごしらえをしました。
美味しかったけど、祭り価格だからか?これで200ペソ。タコスけっこう大きめだったしまあそんなものか?と思えなくもない。
メキシコあるあるなのですが…料理が出てくるのもお会計してもらうのにも、ものすごーく時間がかかりました。
(※決して店が混雑していたわけではありません)
普段だったら「しゃーなしやで」くらいで済ますのですが、気球があともう少しで上がるかも?な時間帯でこれはちょっとカンベンしてほしい(;’∀’)
結局気球が上がる時間には間に合いましたが…この国では余裕を持って行動したほうがいいな、ということに改めて気付かされたように思います。
食べ物の屋台やレストランが一番多かったように思いましたが、携帯充電ができるスポットやなんと美容室までありました!この会場で一日中過ごせるようになっているんですね~笑
また、今年はオフィシャルグッズ売り場を発見しまして、マグネットおじさんこと夫が気球のマグネットを購入していました。公式グッズなせいか100ペソもしたけど、そのへんの土産物屋にあるマグネットに比べるとかなりしっかりした作りです。
最低限のお金しか持っていなかったためこれくらいしかグッズが買えなかったのですが、今年の看板・ロゴデザインは個人的にすごく好みだったので、できれば他のグッズも欲しかったかも。
時間ぴったりには始まらないのがメキシコ
屋台でのお会計をなんとか終えて気球の離陸ポイントへ向かうと、既にたくさんの人。ステージ横あたりまでもうたくさんの人で埋まっていたのでステージ裏にポジション取り。
ステージの骨組みや機材が邪魔になってしまっていますが、気球がライトアップされているのはなかなか綺麗でした。
プログラムでは気球の離陸は6:30。
でも時間通りに離陸しないのがメキシコらしいというか、最初の気球が空へと上がって行ったのは6:40くらい。
最初の気球が上がった後、あちこちでどんどん気球が膨らみ始めます。
萎んでいる状態では私たちがいた位置からは全く見えないので、気球が膨らみ始めてから「この一帯にこんなにたくさん気球があるんだ…?!」と感動。
とにかく夢中になって一眼レフカメラのシャッターを押しまくっていたらいつの間にか空が明るくなり、おびただしい数の気球が空を飛んでいました。
気球がたくさん飛び始めると周囲にいた人たちがどんどん移動し始めて、ステージ正面側にも難なく行けるようになりました。
これから上がる気球を至近距離で眺めることもできます。気球の近くにいるとめちゃくちゃ暖かい。笑
昨年も見た顔ぶれたちがずらり。「今年も参加してるんだ!」となんだか嬉しくなりました。
昨年もそうでしたが、気球すべてが上がるまではかなり時間がかかります。私たちは予定がありましたので8:00ごろ退散。
駐車場を出てからの帰り道は特別混雑していることもなく、思ったよりスムーズに帰れました。