前回の続きからです。私たちはレンタカーを借りて伊勢神宮へ行ってきました。
バスで行くことも勿論できるのですが、他にも色々と行きたい場所があったためです。
私は内宮前にあるおはらい町・おかげ横丁が大好きなので、今回は伊勢神宮参拝についてとあわせて、個人的オススメグルメも紹介します。
伊勢神宮の参拝について
伊勢神宮は外宮と内宮に分かれています。これら2つの場所はかなり離れており、歩いてすぐ行けるような距離ではありません。
通常、伊勢神宮は外宮→内宮の順で参拝するのが正しいと言われています。外宮の最寄駅は伊勢市駅になりますのでこちらで降りて外宮を参拝した後、路線バスで内宮へ向かうのが一般的かな。(バスは1時間に4~5本程度運行しています)
ちなみにもっと突き詰めると、伊勢神宮参拝の前に夫婦岩がある二見興玉神社で身を清めてから、外宮→内宮という順で参拝するのが正しいそうです。(※昔の方は二見が浦で禊をしてから伊勢神宮参拝に向かっていたことから)
でもそこまでやってる人がいるのかどうか、元・地元民としてはやや疑問…。
というのも夫婦岩って伊勢神宮からちょっと離れている上に、電車の路線図的には名古屋・大阪方面から見ると伊勢よりもさらに奥に位置しているんです。しかも最寄駅はJR沿線。(外宮・内宮の最寄駅は近鉄沿線)
そういう地理的な問題もあるせいか?実は今回二見に宿泊したのですがそのとき見たパンフレットか何かに「最近はどういう順番であれ夫婦岩・外宮・内宮を全部周ったらオッケー★ってことになってます」的なことが書かれてました。笑
ちなみに、信仰心がいまひとつ薄い地元の人間はぶっちゃけ適当に行きたい場所だけ行っています。笑 そのへん厳密にやってる人は私の周りではちょっといないかなあ…。(きちんとされている地元民も中にはいるとは思いますが)
でも遠方から時間をかけてお越しになられている方のほうが多いかと思いますので、きちんとした手順でお参りしたほうが後悔のない旅となるのはでないかな、と思います。
(「皆で集まったけど田舎すぎて遊ぶ場所ねーし、とりあえず内宮前とかおかげ横丁で遊ぶか~」みたいな地元民のノリとは違うと思いますので…笑)
内宮参拝
というわけで、いきなり内宮へやってまいりました。(元・地元民の私がコーディネートしたプランなのでまじで適当です)
「伊勢神宮 参拝」でググると「参拝前にお土産を買ってはいけない」などと書かれていましたが、ここに来る前に既におはらい町でお土産購入済という適当っぷりだYO!
神さまはね、そんな些細なこと気にしないでいてくれると思ってるんだよね!だって今までこんな適当なかんじで生きてきたけど大丈夫だったしね!…と、そんな超個人的意見はさておき。
こちらが内宮の入り口です。個人観光客も団体さんもここで記念撮影をすることが多いかな。
鳥居をくぐったら、五十鈴川を渡ります。橋の真ん中は歩かず端を通るように、などと言われていますが1月…特に三が日はめっっっちゃくちゃ混雑するんでそんなこと言っている場合ではない状態になります。笑
ちなみに、混雑を避けたいのであればお正月の参拝はオススメ致しません。昔、1月2日にノリで参拝しに来たら混雑しすぎていて2時間以上かかり、めちゃくちゃ疲れた経験があるためです。
(内宮の敷地はなかなか広いですが、正宮と別宮参拝する程度なら通常30分で終わります)
この階段の上が正宮。階段の下までは写真撮影OKです。ちなみに外宮・内宮ともに正宮ではお願い事ではなく感謝を伝える場所で、お願い事は別宮で行います。
…ってことを夫に伝えるのをうっかり忘れていて「えー!正宮でお願い事しちゃったよ!」と言われてしまいました。サーセン。
おはらい町・おかげ横丁
参拝を終えた後はおはらい町・おかげ横丁で買い物やグルメを楽しみましょう♪
私が内宮参拝するときの目的はほとんどこっちです。笑
おはらい町は内宮まで続く参拝道。おかげ横丁はそのおはらい町沿いにある赤福本店前から広がるエリアのことで、どちらにも飲食店やお土産物屋さんが沢山あります。ここへ来ればお土産に困るなんてことはないはず!
逆を言うと、伊勢市駅も宇治山田駅も飲食店・土産物屋の規模がそんなに大きくないので、お土産を厳選したい・グルメを楽しみたいなら絶対ここでしていくべきです!!!
駅でのお買い物は、買い忘れたものがあったとき用(もしくは賞味期限が短いお菓子を買う用)程度に思っておいてください。
元・地元民がオススメするおはらい町グルメ
てこね寿司
てこね寿司は伊勢志摩地方の名物で、漬けにしたカツオを酢飯の上に乗せたもの。最近ではケンミンショーで紹介されました。
生臭さが全然なくてとっても美味しいので「カツオは生臭い…」という印象を持っている方にはぜひ食べてみてほしい郷土料理です。
夫(東北出身)は別にカツオが苦手というわけではないのですが、初めて食べたときあまりの臭みの無さに「これほんとにカツオなの?マグロじゃないの??」と驚いていたほど。でもどうしてもカツオ食べるのは無理だという方は、マグロの漬けを使ったてこね寿司を提供しているお店もありますのでそちらで食べてみてください。
おはらい町・おかげ横丁にはてこね寿司屋さんが沢山ありますが、私が一番好きなのはすし久さん。明治2年の遷宮時に出た宇治橋の古材でできた建物は古民家風で、とても雰囲気があって好きです。
土日のお昼時はかなり混雑していて並びますが、今回平日だったので全く並ばずに入れました。
てこね寿司に揚げ物やらなにやら付いてくる豪華なメニューがありますが、私はいつもてこね寿司・梅にしています。
なぜならおはらい町には他にも美味しいものが沢山あるので、必要最低限にしておかないとお腹の容量がオーバーしてしまうためです。笑
▼すし久の場所
まる天のたこ棒
おはらい町・おかげ横丁では食べ歩きできるフードも色々販売されています。食べ歩き系で私が一番推しているのがまる天さん。
こちらは練り物・磯揚げが有名なお店。えびマヨ棒・ほたてマヨ棒・チーズ棒などなどいろんな種類がありますが、中でも私が一番大好きなのはたこ棒。昔からほぼこれしか食べてない。たこ棒一筋30年。(いったい何歳から食べていたのか知らんけど…)
中には紅ショウガとタコが入っています。夫に一口あげたら「びっくりするほどタコがいっぱい入ってる!」という感想を頂きました。タコが苦手なうちの母親も「まる天のたこ棒は食べられる」と言うくらいの美味しさです。
前を通りがかったらぜひ食べてみてください。
ちなみに静岡や東京の巣鴨にも進出しているみたいです。
▼まる天 内宮前店の場所
スヌーピー茶屋
今回の旅では行っていないので過去の写真になりますが、おはらい町にはスヌーピーと和を融合したテーマカフェ「スヌーピー茶屋」があります。スヌーピー茶屋は全国に4店舗しかなく、そのうちの1つがなんと伊勢にあるんです。
私はとりたててスヌーピー好きというわけではありませんが、メニューや内装どれをとっても「カワイイ」が溢れていてスヌーピーFANじゃなくても楽しめました。
まず入り口にスヌーピーの足跡らしきものがあるものがもうカワイイ!!!
内装は和風ですがコンセプトカフェなので、お店のあちこちにスヌーピーがいます。
伊勢名物てこね寿司。(スヌーピー茶屋バージョン)
和風おろしハンバーグ。
和風カレー。どれも見た目がとっても可愛いです。
抹茶ラテ。スヌーピーはマシュマロでできてます。
カフェの隣にあるお土産屋さんではスヌーピー茶屋限定グッズがたくさん販売されています。スヌーピー好きな方へのお土産購入にぜひ♪
▼スヌーピー茶屋の場所
赤福
最後にオススメするのは、言わずと知れた有名店・赤福。
赤福自体は大阪でも東京でも買えますが、三重と名古屋の喫茶併設店舗でしか食べられないスイーツがあるということを皆さんご存知でしょうか…?
こちらが夏季限定で食べられる赤福氷。(夏季限定といいつつ、大体毎年4月~5月くらいからやってる印象ですが)
きめの細かい氷に抹茶蜜がかかっていて、そして中には、白玉と赤福に使われている餡子が入っています。これがもうめちゃくちゃ美味しいので、夏場に伊勢へ来た方には絶対食べてほしい!
赤福盆(赤福2個入り)は年中食べられるメニューです。できたての赤福はやわらかくてとても美味しいです。お土産用に売っているものとは味が全然違います。
ちなみに冬季限定メニューは赤福ぜんざい。これもほんとすごく美味しいので冬場にはぜひ食べて頂きたいメニューです。塩昆布がついてくるので、甘いのとしょっぱいのでずーっと食べ続けられるやつです。
ちなみに土日だと赤福本店は行列ができてかなり混雑します。回転率は早いほうだとは思いますが、おはらい町は日陰になる場所があまりなくて暑い中並ぶのはとても大変です。
しかし、少し離れたところにある赤福 五十鈴川店だとそこまで混雑しません。内宮から離れたところにあるのでバスで来られた方には難しいかと思いますが、自家用車・レンタカーで来た方にはオススメしたい。
内宮のすぐ目の前にある駐車場はわりとすぐ満車になってしまうので、車で来た場合は少し離れたところに駐車するパターンが多いと思うのですが、赤福 五十鈴川店は内宮B3・B4駐車場前にある店舗。(今回私たちもB4に駐車しました)
地元民は基本、車で来る&五十鈴川店のほうが空いていると知っているのでわりとみんなこちらで食べてます。(そしておはらい町にすら足を踏み入れずに帰ることも多々)
▼赤福本店の場所
▼赤福 五十鈴川店の場所
■ゆるっとメキシコ生活Twitter
https://twitter.com/yurumex
Twitterにはブログに入りきらなかった写真や日常の小ネタなど載せています。