海外発行のCOSTCO会員カードは日本でも使える？日本のコストコへ行ってみた

メキシコでは週末に買いだめが基本だったので、しょっちゅうCOSTCOでお買い物をしていました。

日本へ帰ってきてからは車がないとなかなか行きづらかったのですが、9月でカードの期限が切れてしまうところだったので、期限が切れてしまう前に日本のCOSTCOの様子を見てきました。

海外のCOSTCOカードって日本で使えるの？

入口では止められることなく、すんなり入場できました。

COSTCOではレジでも会員カードを提示します。ここでもちゃんと使えるのか少しドキドキしていましたが、全く問題ありませんでした。

ただ、海外発行のカードを日本のCOSTCOレジで利用する際はロックがかかっているそうで、レジ担当の方が責任者らしき方を呼んでロック解除しなくてはいけませんでした。

しかしすぐに対応して頂けましたので、待ち時間としてはほんの15秒程度のものでした。

ただ、会員カードの更新はそのカードを発行した国でないとできないようです。

メキシコなんてコロナウイルスの流行がなくてもそう簡単に行ける場所ではありませんので、またCOSTCOを利用したければ今度は日本で入会しなおすしかないですね。

日本のCOSTCO商品ラインナップ

海外在住者の方には飯テロになるかもしれませんのでご注意くださいませ。

やはりアジア系フードに特化している

メキシコで生活する前にも、日本のCOSTCOへは何度か行ったことがあります。

久しぶりに日本のCOSTCOを訪れてみて感じたのは「やはり日本のCOSTCOはアジア系食品に特化している」ということ。日本にあるCOSTCOなのだから当たり前なのですが、メキシコのCOSTCOとは本当にラインナップが違うのです。

そもそもメキシコで生活しているアジア人は少ないです。そのためか、COSTCOではアジア系食品はほんの少ししか取扱いがありませんでした。

だしパックやお吸い物なんて日本食材店、アジア食材店へ行かなければ入手不可能な商品です。

茎わかめなんて、日本食材店でもなかったかもしれないレベル…。

ちょっと写真は撮り忘れてしまいましたが、日本の商品だけでなく中華料理・韓国料理・タイ料理などの品揃えも豊富で、とにかくアジアンフードのラインナップが凄まじいな…という印象でした。

メキシコ時代はこれが欲しかった

メキシコで置いてほしかったものナンバーワン・お寿司。

どのお寿司もネタがピカピカツヤツヤで鮮度の良さを感じます。メキシコのCOSTCOで販売されている怪しげな巻き寿司とは大違いです。（実は一度試したのですが、ビニールの匂いがうつっていて変な味がしたので正直あれはオススメしません…）

お寿司以外にも販売されている魚介類の種類が非常に豊富です。

アルゼンチン産・刺身用天然赤海老。「地理的にはメキシコのほうが近いのに、なんでこれメキシコになかったの…？加熱用でも良かったんだよ？」などとつい考えてしまいます。

この日、COSTCOへはお寿司目当てでやってきたので、お寿司セットとちらし寿司の2点を買って帰りました。

コスメはHAKUやアスタリフトなど、日本メーカーのものが多数販売されていました。

人気のコスメが定価よりもお安く買えることが多いようなので、こういうの見ると「日本でもCOSTCO会員になってもいいかなー」なんて考えてしまいますね！

お肉に関してはメキシコでも美味しいものをたくさん食べられていたので、あまり特別な感想はありませんでした。

とはいえ、美味しそうな和牛が売っているのは日本ならではですね。

アイスクリームはサイズ感の差がすごい

日本にいたころはCOSTCOへ来ると必ずこのハーゲンダッツのカップアイスを購入して「こんなに大きいのが買えた！安い！」なんて言っていた記憶があります。

しかし、メキシコから帰ってきた状態でこれを見ると「小っさ！」というのが正直な感想…。

メキシコのCOSTCOではこちらの1.89Lサイズが主流だったのです。そう感じてしまうのは仕方のないことでしょう。メキシコに住み始めた当初は「えっなにこのサイズ…頭おかしい（ドン引き）」と思っていたのに慣れとはおそろしいものです。

メキシコでもハーゲンダッツは高級アイスで決してお安くはなかったですけどね。

日本のCOSTCOにはGODIVAアイスがありました。この日、車で来ていなかったので買うのは断念しましたがこれは食べてみたい！

共通の商品

ここまで品揃えの違いばかりをご紹介しましたが、もちろん日本・メキシコ共通の商品も見つけました。

こちらのロティサリーチキンはメキシコでもよく見かけました。2人暮らしにはちょっと量が多いので結局購入したことはありませんでしたが、いつも「美味しそうだな」と考えながら眺めていた思い出。

COSTCOプライベートブランド・KIRKLANDのお水。こちらの商品もメキシコではいつも販売されていました。

たしかこの緑茶もメキシコのCOSTCOで見たことがあります。一時帰国でいつもお茶をたくさん買っていたため我が家は購入する機会がありませんでしたが、COSTCOでお見かけする他の日本人の方がよく購入されていた印象があります。

フードコート

フードコートのラインナップが気になったので、メニューだけチラ見してみました。やはりメキシコとは若干メニューが異なりました。

日本のCOSTCOは時々フードコートのメニューが入れ替わっているようです。メキシコではいつも同じだったような気がします。

日本でもメキシコでも、COSTCOフードコートで一番有名かつ人気なのはホットドッグ（ドリンク付）ですね。

日本は180円、メキシコは30ペソ。1ペソ＝6円計算だと同じ価格になります。

2020年2月半ばからメキシコペソが大暴落し、2020年9月現在も4円台～5円台をさまよっているかんじなので、いまのレートだとメキシコで食べたほうが少し安いです。

      

出口付近にこんな自動販売機を発見しました。

通常まとめ売りされている商品がこんなところでバラ売りされていてちょっと面白いです。

お値段は水が30円、お茶は80円。安い！！

    

 

まとめ

日本とメキシコ、両方のCOSTCOを見て回ることで品揃えがかなり違うということを体験することができました。

海外在住者でCOSTCOユーザーの方は一時帰国の際に日本のCOSTCOへ行ってみたら、新鮮な気持ちで店内を見て回ることができるのではないでしょうか。

個人的には、日本のコスメがCOSTCOで安く販売されていることをもっと早くに知っていれば【一時帰国の際にCOSTCOでまとめ買いしていく】という選択肢もあったのかなーと感じました。