テキーラ村へ行った日は、セントロから車で10分ほどの距離にある「Matices Hotel de Barricas」に宿泊しました。(今回写真がかなり多めです)
インスタ映えしまくり!樽型のホテル
「Matices Hotel de Barricas」はCofradia(コフラディア)というテキーラ蒸留所が経営するブティックホテル。蒸留所内にホテルが併設されているところはなかなか珍しいようです。しかし我が家の場合、夫が「工場見学はホセクエルボがいい!(・∀・)」と言ったことと、私がテキーラ全く飲めない人なのでコフラディアの見学まではしませんでした。
代わりに今回の滞在中に堪能したのは景色!こちらのホテル、なんとアガベ畑の中に樽型のお部屋(コテージ)が建っているのです。
えっ、なにここ…めっちゃすごくない???
バヒオ地区に住む日本人からしたら、テキーラ村は旅行先候補として挙がりやすい場所です。しかし、私はお酒が弱すぎるためずっとテキーラ村観光には難色を示していたのですが…
「このホテルに一度でいいから泊まってみたい!(そしてあわよくば、映える写真を撮りまくりたい…!)」
という想いからテキーラ村への旅行を決めたのでした。(実際テキーラ村へ行ってみたら、ホテル以外も楽しめましたよ)
ちなみに、Matices Hotel de Barricasには樽型じゃないお部屋もあります。部屋タイプが「Silver King (No Barrica)」だとおそらく樽型のお部屋にならないと思われるのでご注意くださいませ。
ホテルのフロントも樽、トイレも樽
樽型なのは客室だけではありません。実はホテルフロントの建物(左)も樽でトイレ(右)も樽です。
「えっ、どこにトイレがあるの?」って思われた方もいらっしゃるでしょう。実はこのカラフルなペイントが施された樽の中がトイレになっているのです…!!よーく見ると、扉が付いているのがお分かり頂けますでしょうか。
でも客室にはちゃんとトイレが付いておりますので、私たちがこの樽型トイレを利用したのはチェックイン前だけでした。
ホテルフロントの建物の下には川が流れています。フロントの床がガラス張りになっていて、上を歩くときなんだか床が抜けそうでドキドキしてしまいます。
外側から見るとこういうかんじです。
ちなみにこちらのホテルはチェックインの際、デポジットとして2000ペソの支払が必要でした。(現金・カードどちらでも支払可)
今まで泊まったホテルでは求められたことがなかったのでちょっとびっくりしましたが、海外ホテルでは珍しいことではないようですね。
ちょうどそのとき現金をあまり持っていなかったのでカード払いすることになりまして…メキシコというお国柄、後でちゃんと返してもらえるのかやや不安でしたが、帰宅してからカード明細チェックしたら結局夜のレストラン代+部屋で飲んだドリンク代しか請求されてなかったので大丈夫だったっぽいです。
樽ホテルの内部
さて、それではいよいよ樽ホテルの部屋の中へ突入です。
私たちが宿泊した部屋の内部はこんなかんじ。それぞれの部屋に名前が付いており、壁のデザインは部屋によって異なるようです。
もっとカラフルな壁のお部屋もあるみたいだったので、私たちが泊まった部屋は比較的落ち着いたかんじかな。
そういえば、夫は宿泊前に「樽の部屋の中にちゃんとお風呂とかトイレとか付いてるの…?」などと心配していましたが、奥にあるドアの向こう側が洗面所・トイレ・シャワールームになっております。
椅子が樽になっているの、かわいい。
アカプルコチェアもありました。
奥のショットグラスにちょこっとだけウェルカムテキーラが注がれています。私は飲めないので毎度のことながら、夫にあげました。手前に並んでいるテキーラ瓶は有料です。
私たちの部屋がたまたまそうだっただけかもしれませんが、シャワーはかなり水圧弱かったです。メキシコで水圧弱いのはまあ今更驚くべきポイントではありませんが、体洗うのちょっと大変なくらい弱かった(;’∀’)
あとなぜか部屋にドライヤーがなかったので、受付に「ドライヤーがないよ~!」と訴えに行ったらすぐ持ってきてもらえました。フロントの方やスタッフはみんなとても親切な印象でした。
テキーラ村セントロへのシャトルバスがある
先にも書いた通り、Matices Hotel de Barricasはテキーラ村のセントロから少し離れています。(車で10分程度)
周辺には何もないので夜はホテル周辺を散策できるような感じではなく、ホテル敷地内だけで過ごすかんじになります。
ホテルまでタクシーやUberが来てくれるのかな…?と少し心配だったのですが、テキーラ村セントロへの無料シャトルバスが1時間に1本出ていました。(でも金曜~日曜だけかな?)滞在したのが独立記念日の連休だったからか?セントロではタクシーもUberもなかなかつかまえられる状態ではなかったので、ホテルがシャトルバスを出してくれていて本当に有難かったです。
地下レストラン
あまり夜遅くまでシャトルバスが出ていなかったので、夕食はホテル内のレストランでとることにしました。樽ホテルがあるエリアからは少し離れています。
アガベ畑を抜け、大量のアヒルたちがひなたぼっこしているエリアを通り抜けます。アヒルさんたちは人間に慣れすぎていて、ちょっと近づいたくらいでは全く逃げませんでした。
ちょっと寂れたような雰囲気の建物が出てきて「こんなところにほんとにレストランがあるのか?」と半信半疑ながら建物に入ると、レストランの看板が。
この小さな入り口をくぐり、階段をおりるとそこには…
こんな広くて立派な地下レストランが!!!あまりに広くてオシャレすぎて本当にびっくりしました。外観とのギャップがすごすぎる。
他にもお客さんが多かったからか?料理の提供がかなり遅かったです。ドリンク飲みながらトルティーヤチップスをボリボリ食べまくってしまったせいで、メインのお料理がきたころにはお腹がいっぱいになってしまってました。。。
でも元々それほどお腹が空いていなかったので、2品だけにしておいてよかった。
エビのタコス。皮はパリパリ。
エビのセビーチェ。
どちらも味はめちゃくちゃ美味しかったです…!でもお腹いっぱいすぎてセビーチェは途中トスターダと一緒に食べるのやめて具だけ食べてました…笑
朝食会場
夜に利用したレストランは地下でしたが、朝食会場は上の階になります。朝食はビュッフェスタイル。
「La Catrina」という名前の通り、壁一面にたくさんのカトリーナ人形が飾り付けられていました。(カトリーナというのはメキシコでとっても有名なガイコツの貴婦人のことです)
朝食会場からも樽ホテルが見えます。
景色まとめ
Matices Hotel de Barricasは朝・昼・夜どの景色を切り取っても、とても素晴らしい場所でした。
あまり綺麗に撮れなかったのですが…朝焼けの風景。日の出が7:40くらいだったので7:00に起きて写真を撮りました。
青空と樽ホテルの景色が一番メキシコらしい風景かな?よく晴れていたので遠くの山まではっきり見えます。
夜景も撮影するのが難しかった…!
通常の土日で1泊4000ペソ程度と(今回連休だったのでもっと高かった…)普段1泊2000ペソ以下のホテルに宿泊することが多い私たちにとってはかなりお高いホテルだったのですが、高い料金を出してでも泊まる価値のある場所だったと思います。本当に素敵な思い出ができました。
沢山写真を撮りまくったので、早くも来年のフォトブックのネタができて嬉しい!
Matices Hotel de Barricasの場所
ホテルへたどり着く直前の道(特に線路こえたあたりから)がかなりガタガタなので、自家用車で行く方はお気をつけ下さい。
私たちが行ったときはそのまま突っ込んだらタイヤがパンクするんじゃないかというくらい、道路の石畳が一部崩れていました…。
Matices Hotel de Barricas
La Cofradía 1297, La Cofradía, 46400 Tequila, Jal.
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