イダルゴ州を旅行してきました。しばらく旅行ネタが続く予定です。
イダルゴ州への旅行
12月、夫の会社カレンダーでは4連休があったので前々から旅行を計画していたのですが、2年以上も住んでいるともう近場の観光地はわりと行き尽くしているかんじ…(;’∀’)
どこか良さそうなところないかな~と探していたところ気になったのはイダルゴ州都・パチューカ周辺。パチューカといえば2年前、サッカーの本田圭佑選手が移籍したことでメキシコ在住日本人の間ではかなり話題になりましたね。
パチューカについてはあまり詳しくは知らなかったのですが、色々と調べてみると周辺は自然豊かで色々と気になるスポットがあるかんじ。中でも「玄武岩の渓谷を見てみたい!」と思ったのが一番の決め手で、イダルゴ州へ旅行に行くことを決めました。
ちなみにレオンからパチューカ市内までは車で4時間ほどかかります。けっこうな長旅ですが、うちの夫は車の運転大好きでわりとどこにでも行ってくれる人なので「4時間くらいなら楽勝」ってことで車で行くことにしました。
(でも渋滞がひどいメキシコシティや観光客をカモにする警察が多いと噂のカンクンでは運転したくないそうな…)
というわけで、主にパチューカのセントロへ滞在しつつイダルゴ州旅行してきましたので色々思い出しつつ書いていきたいと思います(*’▽’)
カラフルな街並みのPalmitas
まず最初に向かったのはパチューカ市内でとても有名なPalmitas。カラフルな街並みの元・スラム街といったらピンとくる方も多いのではないでしょうか。
ざっくり説明すると…ここは元々スラム街だったのですが建物の壁面をカラフルに塗ったら治安が改善し、地域が活性化したという場所。昔に比べてかなり治安が良くなったそうで「中に入っても特に問題なかった」という情報もありましたが、有名なわりには観光地化されているわけではなく、カラフルなこと以外はごく普通の住宅街といったかんじのようだったので私たちは街の中まで入らず、遠くから外観だけ撮影してきました。
ネットで色々と調べてみた結果、会員制スーパーSam’s clubの近くにある歩道橋から撮影するのがベストスポット!とのことだったで歩道橋から撮影。車はSam’s club入り口前の路肩に駐車しました。
ふたつの山に渡ってカラフルに彩色されているのが分かります。とても綺麗です。
拡大してみるとこんなかんじ。
メキシコのカラフルな街並み代表であるグアナファトとよく比較されますが、もう10回以上グアナファトへ行ったことがある私としては、グアナファトとパルミタスはまた別物かなという印象でした。
グアナファトは隣近所と色が被らないようにひとつひとつの建物が独立した形で塗られているのに対して、パルミタスは街全体をキャンバスと捉えてまるで波のように建物がひと繋ぎにされているように感じました。どちらの街もカラフルなんだけど、全然違っているように思えて非常に面白かったです。
まあ小学生並みの感想を述べると「どっちの街もめっちゃきれい。どっちもすごく良い」ってかんじです。笑
↓Sam’s clubの西側にある歩道橋が写真撮影のベストスポットな模様。パルミタス地区はSam’s clubの南側にあります。
時計台
パチューカのセントロにはとても立派な時計台があります。たぶんこのあたりが中心地なのかなー?と思ったので、今回パチューカ滞在時のホテルは時計台の目の前にある「Hotel Emily」にしました。
泊まった部屋は時計台側だったのですが、、、残念ながら私たちの滞在中はホテルの目の前にちょうど民芸品販売の大きなテントがあったので部屋からは時計台が半分隠れてしまう状態でした…(;’∀’)
いやでもこの民芸品市場も良かったんだよ。プエブラでハマった激ウマ芋菓子・カモーテが売っていたからちゃっかり購入したし。
時計台付近はローカルなかんじの小さなレストランばかりで閉店時間が22時~23時と早めな印象。時計台以外に見どころが少なくて「ホテル選び失敗したかな?」なんて一瞬思ったのですがそんなことはなかった。
Hotel Emilyはジムが最上階(5階)にあって、時計台がバッチリ見えるんです。つまり宿泊者はみんなこの景色を見ることができるということなんですよ!!
昼間の風景
夕焼け
夜
2日間宿泊しましたが、夫が毎日ジムに行って写真撮影してきてくれました。笑
内、1回はジムの隣にある宴会場から撮影した模様。宴会予約がなくて使われてなかったみたいで、ホテルのスタッフさんに写真撮影だけさせてほしいとお願いしたら快く中に入れて下さったんだとか。
もちろんホテルから撮影しなくとも、広場で下から撮影しても素敵な時計台です。
メキシコで恒例の文字モニュメントと時計台
↓時計台の場所はこちら