玄武岩を見た後は車で15分ほど南へ行ったところにあるEl Bosque de las Truchasへ行きました。
El Bosque de las Truchas
El Bosque de las Truchasは直訳すると「鱒の森」。Truchaがスペイン語で鱒という意味です。マスとかスーパーで売ってないし、今回初めてこの単語を知りました…。
この公園内にはマス養殖場があり、釣り体験をしたり園内のレストランでマス料理を食べることができます。
入場料は大人1人25ペソ。ボートなどのアクティビティがセットになったパッケージとかもあるようでしたが、とりあえず私たちはマス目当てだったので入場料だけで。
日本に住んでいた頃、私たちは海の近くに住んでいたので休日よく海釣りに出かけていました。
しかし、メキシコに来てからは全く釣りはしていません。まず、レオンは内陸なので残念ながら海はありません。
バス釣りできるポイントはあるんじゃないかと思いますが…日本とは違ってあまり人のいない場所に行くのは危険な可能性もあるのでちょっと難しいかなと(;’∀’)
そういうわけで「El Bosque de las Truchasで釣りができるらしいよ?」と夫に言ってみたら「久しぶりに釣りがしたい!!」とテンション爆上がりしていたので行ってみることにしました!
私も釣りするのは楽しみでしたが、どちらかというと釣った後のマス料理のほうが楽しみでした。(←食いしん坊)
マス養殖場
El Bosque de las Truchasの入り口は2箇所あるっぽいかんじでしたが、東側のほうから入りました。道を下っていくと円形の建物(レストランエリア)が見えてきます。そのすぐ下がマス養殖場になっています。
マス養殖場内を見学したい場合、別途入場料(1人5ペソ)がかかります。水の中を泳いでいる沢山のマスさんたちを見られるというただそれだけなのですが、ここで育てられた立派なマスが近隣レストランに卸されているんだろうなと思うと胸熱でした。笑
(結局私たちは養殖場のマスではなく、自分たちで釣ったマスを食べたんですけどね)
養殖場脇の池にもマスがめちゃくちゃいっぱい泳いでいました。透明度が高いのでマスの姿がよく見えます。
マス釣り体験
釣り竿はレンタル可能。餌付きで1時間25ペソ。(ただしデポジットとして200ペソ必要)
Google Mapsの写真では長い木製の棒に糸をくっつけただけみたいな簡単な釣り竿しか写ってなかったんですけど、リール付きのしっかりしたやつもあったのでそちらにしました。
マス釣りをすることができるのは養殖場隣にあるこの湖です。右側の木陰のほうがよく釣れるおすすめポイントな模様。
でもこの湖、めちゃくちゃいっぱいマスがいて入れ食い状態です。だからどのポイントでも、釣り竿がただの木棒でも簡単に釣れるんじゃないかなあ。
餌を入れるとマスがすぐに集ってくるので、浅い位置に垂らして餌が見えなくなった!と思った瞬間(食いついた瞬間)に巻くと簡単に釣れました。うちの夫はマスたちに餌だけ食われて翻弄されまくってましたが。笑
釣ったマスはリリース禁止。必ず買い取らなくてはいけません。買い取り料金は1キロ130ペソ。養殖場のマスを購入しても同じです。
夫はもっと沢山釣りを楽しみたかった様子でしたが、持ち帰ることもできないし…いますぐ2人で食べられる量としてはせいぜい3匹が限界でした。(3匹でちょうど1キロ)
でも久しぶりの釣りは楽しかったな。私が釣ったマスはけっこう大きかったので、なかなか重いアタリの感触でした。
買い取ったマスは養殖場のおっちゃんがすぐに捌いてビニール袋に入れてくれました。
レストランにマスを持ち込み
養殖場のおっちゃんに聞いた話では、養殖場近くにあるレストランはどこもマスを持ち込めば好みの味付けで調理してくれるとのことでした。
というわけで、釣ったばかりのマスを持ってレストランが集まる円形状の建物にやってきました。土産物のお店もあります。
どこのレストランにもマスの看板が掲げられていて、やはりここではマス料理が名物なのだということがよく分かります。
こんなに沢山レストランが並んでいるとは思わなくてビックリ。どこがいいのかよく分からなかったのですが、呼び込みをしているようなお店のほうがなんとなくやる気がありそうかな…?と思ったので、こちらのRestaurant Mi Casaに入りました。
持ってきたマスの袋を店員さんに渡し、2匹は揚げて、1匹はバター味にしてとお願いしました。
まず最初に出てきたのは揚げたマス。ライスとサラダまで付けてくれています。味付けは全くされていなかったので塩を振ってライムを絞って食べたのですがこれがめちゃくちゃ美味しい!
こんなシンプルな味付けで美味しいのは、釣りたて新鮮だからかな?臭みが全くなく身がホクホクしていました。
食べ終わったころ、残りの1匹はホイル焼きで出てきました。
バターで味付けという指示はちゃんと汲み取ってもらえたのか謎?なかんじでしたが、優しい味付けでこちらも美味しかったです。
(ホイルを開けたら身がほぐれてボロボロになってしまったので写真はありません…)
マスの調理料金はすべて1匹61ペソでした。
メニューに書かれているマス料理のお値段が190ペソくらいだったので、自分でマスを買ってきて持ち込んだほうが若干安いのかも?調理方法も自由に指定できるしね。
私たちは釣りを楽しみ、さらに釣った魚をすぐに食べることができたので大満足でした!グアナファト州にもこんな場所あればいいのにな…そうしたら月1ペースで行くのに。
El Bosque de las Truchasの場所
Av Las Carreras s/n, Centro, 43500 San Miguel Regla, Hgo.