昨日は怖い夢を見て、本来起きる時間よりも30分早く目が覚めてしまいました。
その日見た夢は、フードコートにいたら突然強盗が乱入してきて発砲するという内容。
日本に居たときだったら朝起きて「漫画の読みすぎかな~怖い夢見ちゃったよ~★」で済ませて、お昼くらいには夢のことなんてすっかり忘れ去っていると思うのですが、今住んでいるのはメキシコ。この国では残念ながら、フードコートで発砲事件に出くわす…なんてことは十分にありえる話なのです。
日本だったら非現実的な夢。メキシコではもしかしたら明日にでも自分の身にふりかかるかもしれない夢。目を覚ましてからしばらく悶々としてしまいました。
メキシコに住んで一年が経ちますが、幸いにも私はまだそんな事件に巻き込まれたことはありません。
この一年間で私が経験した事件といえば、公園入って10秒で蜂にエンカウントして戦線離脱を余儀なくされたことくらいかな。
(しかも蜂は自分で追い払ったし、アナフィラキシーショック発症とかもなく超軽傷で済んでます)
この国に住む以上、もしものことがあったらどうするか?と何度か考えたことはあります。
でもどれだけシミュレーションしてみても「結局は運次第」なのかなと。
もちろん普段から治安の悪い場所には行かない、目立つ格好をしない等気を付けているつもりですが、治安が良いとされている場所でも事件が起こることはありますから。
起こるときはどこだって起こる、という結論になってしまうんです。
発砲事件が発生したとき、咄嗟に隠れる場所なんてあまりなかったです。(注:夢の中の話です)
夢の中って思い通りにうまく動けない、ってことないですか?私はよくあります。
少し前に、夢の中で早く走れないのは脳が周囲の映像を高速で処理できないためだ、という話をどこかで見たことがあります。
たぶん、現実に起きても同じようなものなんじゃないかと思いました。
激しく動揺、混乱するだろうし…状況を正確につかみ、冷静に行動できる自信は正直ありません。
もともと私は臨機応変、機転の利いた対応とかニガテなほうですし。
でも、大使館・領事館からの事件情報に必ず「発砲音が聞こえたらまず伏せる」と書かれているのが記憶に残っていたせいか、夢の中でまず私、伏せてました。現実に起こったとき、これだけは実践できるかもしれません。
否、実践する機会なんて一生来ないことを願うばかりですが、もしものときどう行動するべきなのか?
大使館情報とかで改めて確認しておく必要があるなと感じました。
怖い夢を見てしまった日は、なんとなく気分が落ち込んでしまいました。
しかし、翌日は夢に私の大好きなアイドル、しかも自担(推し)が出てきたので、朝起きたとき「推しててよかった!ありがとう…本当にありがとう☆彡」と、前日見た夢の怖さなんて吹っ飛ぶくらい一気にテンションが上がりました。単純だなー私。笑
慣れてきた頃が一番怖いとよく言いますし、夢を見たことで自分への戒めに少しはなったかな。
そう考えると、「無意識下の自分、いい仕事した!(自画自賛)」と思えなくもないです。笑