先日サンミゲルデアジェンデへ行った際、オランジェがやっぱりメキシコでも高級菓子だったことを知り、なんとか自作できないかな~と思い立ったのでレシピを色々検索してやってみました。
オランジェの主な材料はオレンジ・砂糖・チョコレート。材料費はさほど高くはないのですが、手間暇がものすごーくかかるので高級菓子なんだな…ということを自作して改めて理解しました。
まず最初にオレンジコンフィを作ります。
表面のワックスは塩もみ→消毒→熱湯につけるの手順で落としたのですが、後になってメラミンスポンジを使えば簡単に落ちると知りました…。次回はメラミンスポンジでやってみます。
手があかぎれ起こしてるときに塩もみするのはけっこう拷問に近かったです…(´;ω;`)
メキシコのスーパーで売られてるオレンジの種類が豊富すぎてどれを使えばいいかよく分からなかったのですが、いつも絞ってオレンジジュースに使っている「Naranja Valencia」(バレンシアオレンジ…なのかな??)を使いました。
甘みがあってとても美味しいです。
シナモンロールのとき同様、引くくらい砂糖を入れて煮詰めます。あまりの砂糖の量に、横で作業を見ていた夫がドン引きしていました。
煮詰めた後、煮汁がかなり余るので瓶に入れて保存しておきました♪オレンジ風味がついたハチミツみたいで美味しいです。これを炭酸水で割ると、うっすらオレンジ風味の炭酸ジュースになります。
オレンジは重ならないように並べて乾かしていきます。オーブンで乾かす方法もあるみたいですが、自然乾燥させたほうが美味しくなるらしいので、3日くらいかけて乾燥させました。レシピでは2日となっていたのですが、「夜のうちに虫が来たりしたら?」と不安で寝る前にいつもラップかけていたので、結局3日くらいかかってしまったかんじです。
乾燥させたらちょっとオレンジの色味が濃くなった気がします。
乾いたら、テンパリングしたチョコレートにオレンジを浸していきます。
全部チョコつけました~。あとは冷蔵庫に入れてチョコレートを乾かします。
チョコが乾いたらこんなかんじ。
オレンジの乾燥がちょっと甘かったのか、ほんの少しオレンジに水分が残っているかんじがします。次はもっとカラカラに乾燥させたい。
ちなみに今回使ったチョコレートはこれ。