「海外からネットバンキングは利用できるのか?」
メキシコ行きが決まって以来、これはかなり初期の頃から気にしていた問題でした。
うちの夫の場合、お給料はメキシコの口座と日本の口座にそれぞれ分けて入金されますし
(海外駐在者はみなさんそうなのかもしれませんが…)
クレジットカードを使った際の請求先は日本の口座なので、残高をきちんと管理する必要があります。
というわけで必死になってネットバンキングについて調べていたのですが
ネットでは情報が少なくて、結局取引先の銀行に直接電話したり、わりと苦労した思い出があるのでここに書いておこうと思います。
私が使っている銀行(UFJと三井住友)のみですが。
■三菱東京UFJ銀行の場合■
夫はUFJ口座を持っておらず、持っているのは私だけ。
海外在住者のためにグローバルダイレクトというサービスがありますが、
必要書類を見てみると「海外赴任証明書」や「在籍証明書」などがあり海外勤務者向けで、帯同者向けではない様子…。
しかも月額300円もかかる。
※ちなみにUFJに限らず、大体どこの銀行もグローバルサービスを利用すると
月額200~300円くらいかかります。
夫ならともかく、無収入となる自分の口座にそんなにお金はかけられない!!!
というわけで別の方法で手続きを行いました。
私の場合、既にネットバンキングを開設していたので手続きは非常に簡単でした。
UFJダイレクトにログインして、住所変更手続きから「海外住所」の登録をする。
たったこれだけ。
現在UFJ銀行ではネットバンキングで振込を行う場合、
アプリもしくはカードでワンタイムパスワードを生成する必要がありますが
海外住所を登録すると、契約カードにある乱数表を使っての振込が可能になります。
ワンタイムパスワードのままでも海外からできる、という話を聞いたことがありますが
銀行側は海外での利用は推奨しておらず自己責任になってしまうそうなので…
私は乱数表の振込ができるよう切り替えました。という一例です。
(1)まずUFJダイレクトにログイン。
(2)すべてのメニュー一覧から、「住所・連絡先変更」を選択。
(3)個人情報利用目的の画面で「同意する」をクリック。
その次に、住所・連絡先変更する取引口座の確認画面が出てきますので、問題なければ「次へ」ボタンを押します。
(4)現在届け出している住所が表示されます。
国内住所と海外住所を同時に届け出することはできないため、
海外にお引越しする場合国内住所を削除して、海外住所を新しく登録することになります。
あと、海外引越する際に電話番号が変更になるのであれば、連絡先電話番号もついでに変更しておきましょう。
といっても、ここには海外電話番号を登録することができません…。
いま私は自宅のWifiがつぶれたときの連絡手段としてtelcelのSIMカードを持っていますが、
まだ日本にいる間に050で始まるIP電話番号を作成しておきました。
IP電話サービスはいろいろあるかと思いますが
私は初期費用・月額無料で使えるSMARTalkを利用しています。
親や友人と電話するときはLINEやSkypeでやりとりできますが、
もしどこかの企業に電話をかけたい場合、あるいは電話を受けたい場合は
LINEやSkypeで電話というわけにはいきませんよね。
というわけで、050番号を取得しておいたのでした。
たしかSMARTalkは登録の際、電話番号の登録が必要だったかと思うので
海外に引っ越す場合、日本でまだ固定電話や携帯番号を持っている間に登録してしまったほうがよいです。
(5)次の画面では乱数表の番号とダイレクトパスワードを要求されます。
入力して次へ進むと、手続き完了です。
手続きして数時間後くらいに「取引時の本人確認方法を乱数表に変更しました」というメールがUFJから届きました。
このメールが届いて以降は乱数表での振込が可能になりました♪
ちょっと長くなってしまったので
三井住友銀行のネットバンキングについてはまた次回書きます。
こっちは夫の手続きがややこしかった…。
三井住友銀行のグローバルサービスについては、当初記事をアップしてましたが…ちょっと不便なところがあったりで色々と思うところがあったので記事を下げてます。一度契約してしまうと本帰国の証明がないとネットバンキングまでまとめて解約になってしまうので契約は慎重にしたほうがよいかと思います。。。