うちはメキシコの銀行はBancomerを使っています。
先日買い物へ行く前にお金をおろすため、とあるATMへ向かいました。
一番端の空いているATMにカードを入れると、「このカードは使えません」という表示が出てカードが返却されました。
「???」となりながらも、別のATMに移動してカードを入れると特に問題なく操作はできたのですが…画面がなんだかいつもと違います。夫が操作している隣で、なんだか不安な気持ちでぐるぐると過去のATM系犯罪の事例について思い出していたのですが、そんな私の不安をよそに、夫はすらすらパスワードを入力して、さっさとお金をおろしているではありませんか…!!!
「いつもと画面違ったよね?!」と言ってみても「うん、そうだね…?でもちゃんと下ろせたし残高変わってなかったよ??」という夫の反応。確かにふつーにお金は下ろせました。ATM系犯罪の事例では、お金が下ろせなかったり、カードが飲み込まれたりして、後日確認すると残高が減ってた…とかいうパターンばかりだった気がします。
しかしATMを使った犯罪は日本でも海外でも、手口がどんどん進化してきています。ずっと同じ手口を使ってくるとは思えません。新しいパターンかもしれない。
車に戻った後どーーしても気になって仕方なかったので、別のもっと安全な場所のBancomerへ移動。
そこで再度ATMにカードを入れてみると…さっきと同じ画面でした。どうやらただの画面表示リニューアルだった…ようです(´;ω;`)
うちはBancomerには最低限のお金しか入れていないのですが、それでもなくなったらやはり困ります。
基本的にATMでお金をおろすのは夫なので…「いつもと違う画面が出てきたらもうちょっと疑ってかかろうよ!!」と言っておきました…(´・ω・`)今回はなんともなかったけど…うちの夫、何の疑いもなくそのままパスワード入力しちゃいそうでこわいわ…。
ちなみに、在メキシコ日本国大使館や在レオン総領事館のサイトで、過去の犯罪事例を確認することができます。ATM系犯罪の手口についても掲載されてます。全部は読んでないんですが…過去5年分くらいは目を通しました。
私、臨機応変な対応には弱いので…せめて少しでも過去の事例を記憶することによって自衛できないかな?という作戦です…。
でも大人の事情なのか分かりませんが、どうもここに掲載されてない犯罪もあるっぽいんですけどね。夫が会社で聞いてきた話とかで「それ初耳だぞ?」と思うものがちらほらあったり。
メキシコで生活し始めて7カ月以上が経過してちょっと気が緩み始めてるところだったので、もっと慎重にならなくては!という思った次第です。日本でもATMにスキミング機械やパスワード盗撮カメラが仕掛けられていることがあるそうなので、皆様お気をつけください。