私、スペイン語辞書はiPhoneのアプリを使っています。
日本でスペイン語教室に通いだした頃から使い始め、メキシコへ来て半年以上が経過しましたが、やっぱりコレにして良かったな~と思ったのでレビューしてみます。
それが西和中辞典・ポケプロ和西辞典。こちらiOS向けのみで、残念ながらAndroidには対応してないようです…。
スマホアプリといっても、小学館の西和・和西辞典が収録されているので、かなりしっかりしたアプリです。
お値段は2,900円。和西はポケット和西辞典なので、簡単な単語くらいしかヒットしないのですが、アプリ内で追加課金(1,600円)するともっと沢山の単語が収録された和西辞典が追加できるようです。
(私は必要に迫られてから追加課金しようと思ったので、まだ買ってません…ポケット和西だけで特に問題ないです)
スマホアプリの価格として見ると、2,900円って高額なように思えますが、スペイン語の電子辞書として考えるとかなりお安いです。なぜならスペイン語の電子辞書ってもっともっと高いから。
電子辞書の購入を検討し始めたとき、価格帯を調べるためネットで色々検索してみたのですが…スペイン語辞書ってなぜかポルトガル語と一緒になっててやたら値段が高かったり(最低でも35,000円くらい)、電子辞書の追加カードで1万円近くしたり…。
追加カードにするにしても、そもそも電子辞書本体も私は持っていませんから、本体代まで合わせると初期投資はもっと高くなるというわけです(´・ω・`)
もちろんお値段が高い分、電子辞書のほうが機能が優れているのでしょうが…スペイン語以外の辞書は特に必要ないし、必要最低限の出費で済ませたかった私はアプリを選びました。安いぶん機能面がかなり劣るだろうと予想して、それも承知の上で購入したのですが意外と使い勝手が良かったんです。
というわけで画面を一部ご紹介。
主要な単語であれば、音声で発音確認もできます。また、スペイン語は主語によって動詞が色々と変化するため、その活用形を覚えるのが非常に大変ですが、その活用形を確認することもできます。
↓「動詞活用」をタップした後の画面。
逆に、この単語の原型が分からない…という場合でもちゃんとヒットしますし、スペルを誤って入力しても候補が出てきます。
↓「hago」(hacerの直説法現在形)と入力したら、「hacer」が出てきます
成句・用例検索も付いているので、スペイン語の文章をどう作ったらいいか分からなくなったときのヒントにもできます。
お値段以外に、通常の電子辞書と比べて良いところは携帯がしやすいというところでしょうか。
スーパーへお買い物へ行ったけど、商品に書いてあるスペイン語が分からない…!ってことよくあるんですよね。そんなときに、サッとポケットからiPhoneを取り出して単語の検索ができます。外出時に電子辞書持っていくとかさばりますしね。
オフラインで使えるアプリなので、スーパーの中が電波悪くても関係ありません。(メキシコはスーパーやショッピングモールなど、建物の中に入ると電波が悪いことが多い気がするのです…)
機内モードにしていても使えますので、お買い物のときかなり重宝しています。
・できるだけスペイン語辞書は安く済ませたい
・外出時に持ち歩きやすいコンパクトな辞書が欲しい
というiPhoneユーザーにはかなりオススメできるアプリなんじゃないかなと思います。
ちなみにですが、私は渡墨前に日本のAppleでSIMフリーのiPhoneを購入して使っています。
海外でスマホを購入すると、日本の電波法に対応した端末ではない(技適マークが入ってない)可能性があります。
技適マークが入ってないスマホは基本的に日本で使ってはいけないので、日本に一時帰国したとき、あるいは本帰国後もずっと使い続けたいと考えている場合、日本でSIMフリー端末を購入しておくのが一番オススメです。
(但し、海外の認証マークがある端末なら、Wi-Fi・Bluetooth利用の場合は入国して90日間は使ってもOKらしいですが…ちょっとこのあたりは私もあまり詳しくありません。気になる方は電波法について調べてみてください。)