キューバ旅行【10】最終日はまさかの貧乏旅?

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キューバ最終日。ゲバラオタクの夫が「最終日に昼の革命広場へ行きたい」と言うので、革命広場へ行く予定でした。

しかし朝起きてみると、夫が「ごめんなさい…お金なくなっちゃった(´;ω;`)」と言うではありませんか。

 

前日の夜、ボデギータから帰ってきた後。私はシャワーを浴びてすぐ寝てしまったのですが、夫は一人でホテルのバーに行っていたらしいのです。そしてそこで他の旅行者(ブラジル人)と親しくレゲトンについて熱く語っていたらお酒を飲みすぎてしまい、想定以上にお金を使ってしまったんだそうな…。なにやってんだ(´・ω・`)

 

この時点で残金は10CUCちょっと。

私は天を仰ぎました。ああ…もう最終日わたしのやりたいことができないわ\(^o^)/オワタ

 

メキシコペソは多少残ってましたが、両替に手数料かかるので最終日に両替なんてもったいなすぎてできません。この少ない残金でなんとかやりくりするしかないのです。

 

というわけで、ホテルから革命広場まで歩きました。

私のやりたかったこととは、ハバナで明るいうちにオープンカーのアメ車タクシーでドライブすること。アメ車タクシーは基本10CUCなので「革命広場まで徒歩で行って、帰りはアメ車乗れるよ?」と夫に言われましたが…私はこの日ばかりは、目先の欲になんてつられないと決めていました。

いま10CUC使ってしまったら後で苦しむのが目に見えていたからです。

 

なぜなら、空港までの送迎が来るのは12時半。そして飛行機に乗るのは15時。

interjetに乗ればスナックは出てきますが、飛行機に搭乗して1時間半くらいはしないと出てきません。おそらくinterjetのスナックにありつけるのは17時ごろ。

 

燃費の悪い夫は絶対にハバナの空港内で「お腹すいたよー(´;ω;`)」などと言い出すに違いありません。

だからなんとしてでも、空港までお金を残しておかなければ…!!(使命感)

 

 

というわけで革命広場までひたすら歩いたのです。。。朝だけどほんと暑かった。

昼の革命広場の様子。私の心とは裏腹に、写真はとてもきれいに撮れました。

 

昼の革命広場

 

片道2-3キロくらいあったのでけっこう汗だくになりました。

ホテルまでの帰り道にコッペリアという有名なアイスクリーム屋さんがあったので、ここに立ち寄ってアイスクリームを食べました。

 

コッペリア

 

アイスは1CUC。最終日にもやっぱり思い出作りはしたいし、このくらいなら使っても問題ないだろうということで。

バニラアイスを注文したのですが、クッキーパウダーとキャラメルソースのトッピングをかけるか聞かれたので、両方かけてもらいました。

 

コッペリアのアイスクリーム

 

あと、手持ちの水の残りが少なかったので、コッペリアで水を買っておきました。

ここでは500mlペットボトルの水が0.5CUC。あとでホテルのルームサービスの価格をチェックしたら水500mlが2CUCだったので、コッペリアで買っておいてよかったー!とガッツポーズ。

 

そして送迎バスで空港へ。ある程度お金を残しておいたおかげで、お土産は買えずとも空腹しのぎにお菓子(お腹が空いたらスニッカーズ♪)を買うことができたので空腹で搭乗待ちするハメにはなりませんでした。

 

そしてメキシコシティ空港へ降り立った瞬間、謎の安心感に包まれました。なんか、ホームに帰ってきたってかんじ。笑

 

到着してすぐに空港内のATMでペソをおろしてWINGSで晩御飯。

 

久々に食べたタコス

 

久々に食べるメキシコ飯は美味しいし、店員さんは親切だしちゃんと仕事してくれるし…ここは天国か?(´;ω;`)と感じた。

 

適当な返答をしてきたり、オーダーを間違えたり、仕事中におしゃべりが多かったり…などというところもあるメキシコ人ですが、へたくそなスペイン語で話しかけても無視せずちゃんと聞いてくれる、土産物屋で何も買わずに「gracias」と出て行っても笑顔で「Hasta luego(またね)」と返してくれるところなんかは素晴らしいと思います。

 

キューバよりも治安が悪いけれど、メキシコにはスマイル0円がある。

 

というわけで、これからも住み続けなくてはいけないメキシコのことをより好きになることができたという意味では今回の経験は良かったなと思います。また、こんな国もあるんだな…と友人や知人に話す人生のネタ(経験値)が増えたという意味でもまあよかったと思います。

ただ、ここまでキューバ旅行の感想を読んでくださった方はすでにお察しかと思いますが、私個人の感想としては「キューバはもうあまり行きたくない国」です。

 

ちなみにキューバオタクの夫の感想は「キューバは行ってよかった。不思議な国。でももう行かなくていいかな。ゲバラやアメ車などは相変わらず魅力的だと思うけどキューバ人は嫌いになっちゃったし…。あとはたまにメキシコのボデギータへ行くことでキューバを感じられればそれでいい」とのことでした。

最も尊敬する歴史上の偉人がゲバラであり「生きているうちに絶対キューバへ行きたい」と望んでいたキューバオタクにすら「もう行かなくていいかな」と言われてしまうのはけっこう重大なことではないかなあ。。。

クラシックカーが走る街並みや美しい海など、素敵なところはたくさんあるのに、国民からウェルカム感が出てないって…なんだか色々と勿体ないことをしている気がします。

 

そうだ。最後にキューバで買ってきた土産物。全部自分たち用です。そして右端にあるハチドリの人形以外は全部、夫のものです。

 

いま我が家はゲバラオタクとハチドリオタクが共存するおうちになっています。笑

 

キューバ土産

 

これでキューバ旅行の感想は終了なので、次から平常運転に戻ります。

長々とお読み頂きましてありがとうございました。

 

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